10月10日は “転倒予防の日”

10月10日は、日本転倒予防学会が制定する”転倒予防の日”です。
目的:転倒による事故や労働災害を防止し、健康寿命の延伸と安全な生活・職場環境の実現を目指す。
由来:「てん(10)とう(10)」の語呂合わせから。

令和6年(2024年)の厚生労働省による労働災害の発生状況は以下の通りです。

死亡者数
死亡者数は746人と、過去最少となった。

業種別の死亡者数(主な業種)
• 建設業:232人(前年比9人増)
• 製造業:142人(前年比4人増)
• 陸上貨物運送事業:108人(前年比2人減)
• 商業:55人(前年比17人減)

主な事故の型別死亡者数
• 墜落・転落:188人
• 交通事故(道路):123人
• はさまれ・巻き込まれ:110人

休業4日以上の死傷者数
死傷者数は135,718人となり、4年連続で増加となった。

業種別の死亡者数(主な業種)
• 製造業が26,676人(前年比518人減)
• 商業が22,039人(同366人増)
• 保健衛生業が18,867人(同81人増)
• 陸上貨物運送事業が16,292人(同77人増)

事故の型別
「転倒」が36,378人(前年比320人・0.9%増)
• 腰痛等の「動作の反動・無理な動作」22,218人(同165人・0.7%増)
• 「墜落・転落」が20,699人(同59人・0.3%減)
(厚生労働省:令和6年労働災害発生状況より)

転倒災害の原因は、段差や突起物でのつまずきや、床面でのすべり等です。
転倒災害を未然に防止する対策として
・つまずきを防止するための整理・整頓や段差の解消
・床面の汚れ(水・油・粉等)の除去
・転倒やケガをしにくい身体づくり
……などできる対策から社内でも取り組み、転倒防止に努めましょう。
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